データの個数

COUNTIFSカウント・イフス
複数の条件に一致するデータの個数を求める

対応バージョン:365 2021 2019 2016 2013 2010

COUNTIFS関数は、複数の検索条件を満たすセルがいくつあるかを求めます。

入力方法と引数

COUNTIFS範囲1, 検索条件1, 範囲2, 検索条件2, ...

範囲検索の対象とするセルやセル範囲を指定します。
検索条件直前に指定された[範囲]のなかからセルを検索するための条件を指定します。[範囲]と[検索条件]の組は127個まで指定できます。

使用例試験の成績が60点以上70点未満の人数を求める

COUNTIFS関数

活用のポイント

  • [範囲]に値や数式を直接指定することはできません。
  • すべての[範囲]は同じ行数、列数を指定する必要があります。
  • [検索条件]として文字列を指定する場合は「"」で囲む必要があります。
  • 複数の条件はAND条件とみなされます。つまり、[範囲]のなかにあるセルがすべての[検索条件]を満たしているときに、その個数が求められます。
  • OR条件を指定したいときにはDCOUNT関数を使うか、複数のCOUNTIF関数の結果を合計したものからCOUNTIFS関数の結果を引きます。
  • Office 365ではFILTER関数で抽出したデータの個数を数えても同じことができます。

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